日々のあぶく







3月30日(水)顔半分七福神
昨日抜いた親知らずのお陰で、引き続き左上奥歯周辺が痛い。
笑えないし、大きく口を開けられないし、つらい。
まあみんな通る道だし、つらいけれどそれなりにしゃべれるので多分これくらいは普通なんだろう。
まったく、大人になるのは大変ですね。

ぷくぅっと腫れた左ほほをマスクで隠し一日過ごす。
日頃ペコちゃんとは呼ばれているけれど、
それを通り越して私の顔は今左半分だけまるで福神さまのよう。

顔が動かしづらくなって実感すること
1.日頃いかに五体満足で健康に生きているか。
2.歯が痛いと楽しく食べられない。歯は大切にしなくちゃ。
3.自分は思っているより顔の表情がくるくる変わる人間だった。
などなど。
でも一番痛感するのは、自分の食い意地の張りっぷり!!
口を動かすとつらいのに、食べたい一心で根性で魚もごはんもパンもぱくぱくぱく・・・。
きっと普通の人はここで食べられないと悟ってやせたりするんだろうけれど、
私にそれは無理らしい。
逆に噛めない反動でいつもより食べてるかも。
きっと絶対このせいで傷口の治りは悪くなっているに違いない(苦笑)

でも!
お昼に入ったアンデルセン(パン屋さん)のレストランで、おいしそうなオープンサンドが食べられなかった・・・。
さすがに、サンドイッチをかじることはできない。泣。
次に来たときは絶対でっかいオープンサンドにかぶりついてやる〜〜〜

少し髪の毛を切る。
もうあさっては社会人なのね。
実感まるで無し というかなんにも用意してねーー
やばい。

明日は学校へ成績証明書と卒業証明書を取りに行き、
バイト先に制服を返し、
もう一つ別のバイト先のロッカーを整理しに行かなきゃ。
あ、お直しを頼んでいるスーツも取りに行かなきゃ。

こんなんでいいんだろうか、私。
最後の最後までぎりぎりガールズ・・・。


3月29日(火)初抜歯
お昼に久しぶりにさぎりちゃんに会う。
舞台の上で演奏している彼女を見ることはあっても、直接顔をあわせるのは本当に久しぶりだった。
お互いの近況報告やら高校の話やら・・・。
20歳上の人と付き合ってるの、と言って全く驚かなかったのは彼女が始めて。
いやはや、お互いいろいろあるものねえ。

彼女と別れた後、歯医者さんへ。
親知らずを抜く。

とても腕のいい先生で、麻酔の注射も全く痛くなかった。よかった。
しかし、抜かれているときはぎりぎり押されるのね。
なんだかドリルで歯に穴を空けられる気分だった。
でも抜くのは30分くらいで終わる。
けっこうあっけなかったなあ。
私の親知らずはかなり大きくて、先生にも「こりゃー大きいねぇ」と言われた。
ご先祖はそんなに顎が発達してたのか?
うちは代々続く由緒正しい農民だから、あんまりごっついイメージないんだけどな。

しかし。
麻酔が切れるころからずきずきずきずき
静かに上あご全体が痛みはじめ、とたんに重病人の気分になる(笑)
ごはんはスープや豆腐やらしか食べられなくて、にわか病人食になってしまった。
歯を抜くって大変なことなんだなあ。
昔の人はこれで死ぬこともあったって聞いてびっくりしてたけど、納得。
鎮痛剤や炎症を抑える薬や化膿を防ぐ薬を私は飲めるけど、
これがなかったら痛みっぱなしだもんなあ・・・。
医学の進歩ってありがたい。

お風呂にも入れないし固形物食べられなくて元気でないし
弱々しく寝ました。


3月28日(月)いつかと同じ店、同じテーブルで
まりりとデート。
ジュンク堂で雑誌を見ては甘いものにしびれ、タイのTシャツを見て笑い。
ほとほと迷惑な客2人、私たち。
大学生最後だし(と言い訳をしてみる)
しかし楽しいねー、ここで私は一日過ごせるわ。

ACTUSという北欧インテリアのお店に連れて行ってもらう。
お店の中にあるスーホルムカフェ(つづりが分かりませんごめん)に入り、
とーっても座り心地のいい北欧のデザイン椅子に座って、ケーキをつつきながらおしゃべり。
某H君のクローゼットを覗いているようなTシャツの品揃えに笑う。
やっぱり私「ごきげんいかが?」のTシャツほしいかもー。
買おう今度。うん。

夜は駅の近くのasian kitchenへ。
ジャンボパフェに目を奪われる!でかい!!

おいしいごはんに舌鼓を打ち、更にぐだぐだいろいろしゃべる。
シメに、と入った面影屋珈琲店は一年半くらい前にやっぱり彼女と入ったお店で、
前の時と同じ席に座って店内をを見回したときに、時間の流れを不思議に感じた。
こんなに私たちは変わらず、お店も同じように存在しているのに。
何百日も時間は経って、学生時代はもう終わろうとしている。
変わってないつもりでも、実は確実に変わっているのは自分なんだということ。

ゆるやかに、絶えることなく、時は流れていく。
少しずつ少しずつ、でも確実に例外なく、人は歳をとっていく。

でもそんなどうしようもない流れの中で、
私は昔と同じ場所で変わらず大切な友達と一緒に時を過ごせている。
とりとめのない川の流れに揺らがない杭を立てるような、
たわいのない、でも大切な目印。

また一緒にあそこで夜中にコーヒーを飲もうね。
ミルクたっぷりの、あわあわのやつを。


3月18日(金)愛と孤独、そして笑いの日々
行ってきました。
東京都現代美術館で今やっている「愛と孤独、そして笑い」展。
やっとやっとやっと(泣)

すごーく面白いですよこれ。
って、21日までしかやってないからオススメしてもどうだか、ってかんじだけど。

妊娠してる男性の写真とか(ブリーフをはいたイケメン3人がうつっている)
ひとりが100通りの変装をして証明写真を撮ったものをずらりと並べていたりとか。
グロイものもあったりするんだけど、なんだか静かな目で見てしまうんだなあ。
イチハラヒロコさんの展示もあって、
もちろん楽しみにしていたんだけどやっぱりおもしろくてうれしかった。
「防水。」の文字の入ったモノグラムの折り畳み傘、欲しい。

なんだかどれも、世界を斜めにしゃくったような切り口の作品なんだけど、
人生に対する視線や姿勢はまっすぐだ、と思った。

女の人は誰もがとげとげを茎に持ったバラなのかもね。
内に持っている優しさや可憐さやもろさを、
素直に出すには複雑にゆるやかになりすぎてしまった今の世の中で。


そんなこんなで明日は卒業式。
正直、とても不思議。あれれ、もう?ってかんじ。
普通ここで大学時代を振り返ったりするんだろうな。
1年のときはこんなことがあって・・・なんて。
私は忘れっぽいのでそういうことができない。
(言い訳でも照れでもなく、本当に覚えていないんですよ・・・3歩歩くと忘れるトリ頭)
ただ。
忘れた記憶が残しているイメージは、ほろ苦さ。
甘くて楽しくて笑顔がいっぱいで、
私楽しかったです!って躊躇せず言えるような
そういう時期ではなかったってことだ。
楽しいこともまあそれなりにあったとは思うけれど。

明日一日かけて思い出そうかな。
まあもちろん、忘れたいことは忘れたままにして。


3月17日(木)写真部追いコン
追い出していただいた。
卒展も出してないのにいいのかしら、と思いつつ。

本当に久しぶりの写真部の集まりで、
懐かしい顔にたくさん会って、
なんだかとても温かくなった。
私がいていい場所はちゃんとあったんだった、と今さらのように思った。
しばらくぐちゃぐちゃ考えて沈み込んで悩んでいたけど、
結局自分が意地張って殻つくっていただけなんだなあ、と。
世界は案外優しくできていたんだった。

素敵な色紙とプレゼントを頂いた。
とても大切にしまいます。凹んだら見ます。
みんなありがとう。

しかし、私は個性的な人が集まる場所に馴染むらしい。
っていうかそういう場所って居心地がいいよね。
(↑自分は普通な人間だと思っているので、これにはぜひうなずいてもらいたい(笑))
なんでなんだろうな〜


3月16日(水)がーんがーんがーん
風邪もだんだんよくなってきたし、よし!と思って
美術展へ行こうとした。

前売り券のほうが安いので吉祥寺までわざわざ行ってチケット買って、
したらだんだんぼーっとしてきて

なんと木場に行かなきゃ行けないのに新木場に行ってました。

がーんがーんがーん。
何回も行ったことある所なのに・・・
木場だったら東西線で一本なのに、
勘違いした私は乗ったのにも関わらず、わざわざ降りて
(しかも飯田橋で降りなきゃいけないのにボケてていっこ乗り過ごした)
九段下から半蔵門線に乗り永田町でまた乗り換え
やっと着いて、よし!と思って外に出たら全然知らない風景でやんの。
ふらふら、ふらふら、と地図の前をうろうろして
チケットの説明を良く見たら「木場駅から徒歩12分」だった。
大ショック。
ぐずぐずと駅の下のロッテリアでコーンポタージュスープをすすり、
げっほげっほ咳をしながら帰る。

こんなにアホをしたのは久しぶりでした
(多分)


3月12日(土)がーんがーん 
今までの日記をどうにか整理しようと思って
ファイルをいろいろいじくってたら12月以降の日記が全部消えた・・・
がーんがーんがーんがーん(TT)
まじで?
うそでしょ?
だれか嘘だと言って・・・・

あーあ。
どこ消えちゃったかな〜〜〜〜

これだからパソコンって怖いよなあ。
バックアップしとけばよかった。
はーーあ・・・・

ため息は止まらないのでこれくらいにしとこう。

最近の私ですが
風邪をひいております。
かなりひどいです。

喉が痛いな〜?と思ったのが3日前の夜、
したら一昨日夕方くらいに急激に体調が悪くなり、
昨日は寝れるだけ寝続けて今日にいたる。
無理やり食べて必死で寝ていたら熱はやっと下がったけど、
喉が痛くて痛くてしょうがない。
食べたり飲んだりするのもつらい・・・。
もちろん話すこともままならない。唾飲むだけで痛い。
人にうつすといけないので、自主謹慎しています。
まだまだ病人オーラ放っているらしく、
家族中から病原菌扱いされてます。

あーあ。
来週やりたいこといろいろあるんだけどなあ・・
早く治りますように。
寝ようっと。


11月30日(火)うみねこ
卒論やばいんだし絶対行くものか、と思っていたのだけれど妹に押し切られて観に行った。
「海猫」。伊藤美咲の出てるやつ。
案外感動するのかも?と一瞬思ったりもしたのだが、
ずっと「ふぅん」と距離を置いて見てしまったため
普段は泣き上戸なのだがめずらしく涙腺もゆるまず冷静にエンドロールに至ってしまった。
しかし。
「これけっこう微妙じゃない?」と話しかけたら
隣の妹は瞳をうるませ静かに泣いている。
周りでもけっこうすんすんと鼻をすする音がする。
・・・あれ(・・;?

これけっこう感動作品なのかもしれないです。
私には全然分からなかったけど。

この前のハウルといい、私不感動症になっているのかも。


11月29日(月) 空を飛ぶのはやめた
この頃、秋晴れが気持ちよくてスピッツなんかずっと聞いてたのだけれど、
昨日あたりからいきなり、超ロックな気分が止まらない。
ポップスなんて明るい軽いものは今聞けない。

昨日はサンボマスターを自室で流しまくり、
今日はROSSOを聴きながらチャリで真っ暗闇を爆走。

これはかなりきている、自分。

明日はブランキーとミッシェルでも借りてくるか。
12月はゆら帝か。
なんと分かりやす過ぎる精神状態の変化かな。

まあとりあえずそれでも彼らに救われてるっていうことで、
日本語ロック万歳。

まじ音楽が無かったら死んでるね
(=NO MUSIC,NO LIFE)


11月28日(日) 泣き言吐いてもいいですか
全然書けません。進みません。
何が? もちろん、卒論。
けっこう本気で、取り付かれている。やばい。
身体の中にブラックホールを抱えているよう。
重苦しい。ほんとどうしよう。

バイト先で毎日セクハラ(笑)を受ける日々。
スキンシップが激しいとは聞いていたけれど。
“暗闇のカフェでひざに乗るくらいまでなら全然平気”(実体験。これはこれでよくわからないが)と
タカをくくっていた私でも、
キスまでされたらさすがにたまらないのでした。
もう、だんだん気にならなくなってきたけどさ。
っていうか警戒して冷たくなっている自分が分かりすぎるほどわかって嫌です。
どうか就職先の上司がセクハラおやじなんかじゃありませんように。


11月26日(金) 映画の前売り券は1300円
とっても久々に日記。
「ハウルの動く城」を見たので。

でも、日記を久方ぶりに書いたからといって、別に大感動したわけではないの。
逆に全然期待はずれだったとか、そういうことでもなくて。

というよりもまだ、この映画については感想をうまく語れない。
キムタクは予想外にすばらしい声優をしていた、とか
動く城の描写なんかは本当にすごい一見の価値アリ、とか
久石さんの音楽はやっぱり良い、とか
月並みなことはすぐぽろぽろと出てくるけれど。

恋愛、ファンタジー、でも多分たくさんの要素が詰め込まれていて。
どうしても難しく考えてしまおうとする、その癖がいけないのかな。
考えたって頭の悪い私に分かるわけないのに。

ハウルを見た人の意見が賛否両論にかっつりと分かれる訳が、なんとなくわかった気がする。

ただ、見るなら映画館!だと思う。
アニメだけどあの迫力は絶対大画面がいい。
映画代損したとか思わないはず。きっと。


11月9日(火) お久しぶりです

日記再開。
過去のやつとかどうするかまだ手付かずなんだけど、
とりあえず何かぶくぶくたわごとを吐いていないと
私は落ち着かないらしいことがよくよく分かったので、再開。
もしかしたらこれからもうちょっと変えるかもしれないけど。

いろいろ書きたいことは多分山ほどあって、
でも言葉にして打とうとするとどこからつかみ始めればいいのか分からない状態。
とりあえずほぼ毎日バイトして、ちょっとずつ卒論かいてます。
一番かまってくれていた人が今アメリカに行ってしまっていて寂しがっています。
というわけでこれを読んだ人は何か書きこみしてください(笑)。








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